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Give&Give 伊勢の園本店 店長の日誌です。


by givegive_web
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山本印店物語。

僕がハンコを作ってもらったのは、山本印店さんという東京三宿にあるハンコ屋さんです。

Give&Giveの加藤社長からのおすすめで、かなり前に行ってハンコを作ってもらいました。
その頃は、行列ができるハンコ屋さんということで有名で、使っているハンコを持っていくと
ぴたりとその人の行状が当たるという不思議な力を持ったご主人がやっています。

いろんな話やアドバイスをして、本人に必要だとご主人が判断したら、ハンコを作って
もらえます。(ハンコを作っても仕方がないとか、使っているハンコがその人に合っていれば
作ってもらえません)

僕は初めて行ったとき「ハンコに左右されない芯を持っているから、作らなくても良い」と
言われました。

でも、加藤社長からは「良い縁は、自分の持ち物を整えることでも得られるから、
時期を改めて再トライしたほうがいいよ」と言われて、半年後に行きました。

「作らなくても良いと言われましたが、身の回りの環境を整えるひとつとして作って欲しい」と
お願いして、作っていただいたのが今のハンコです。


数年して、個人事業だった伊勢の園本店を会社にする(法人成り)ために、代表者印が
必要になりました。

設立までの時間がそれほどなかったので、今回は山本印店さんではなくて地元の
普通のハンコ屋さんでもいいかなとも思ったのですが、ずっと使うものだし、せっかく
前にご縁があったのだからと法人印もお願いすることにしました。


ネットで調べてみると、どうも行列を作るのではなくて、電話で予約を取るという方法に
変わっていることがわかり、ちょっとびっくり。

それほどに人気が出ているのかと。
個人印のとき、ネットで調べてもそれほどヒットはしなかったので。


ちょうど、フィットネス仲間とともに劇団四季を観にいく予定があったので、
一日早く東京に行って山本印店さんへお邪魔しようと思い立ちました。
もっとも、思い立っても予約がとれなければ意味がない。

電話はつながりにくいとあちこちのサイトに書かれていたので、もしも
ダメならば今回はあきらめるしかないのかとも思いつつ、前日の正午から
電話をかけはじめました。

3~4回ほどは、お話中でつながらず。3分もしないうちに、電話がつながりました。
うれしかったです。事情を話して、予約を入れてからすぐに電車の手配。

使っているハンコを見ていただき、アドバイスをもらいました。
もしも断られたらどうしようと、ちょっと不安でしたが、気持ちよく会社の代表印も
山本印店さんに作ってもらうことができました。

それも設立にぴったり間に合う日付で!これも何かの縁なのでしょう。
本当にうれしかったです。



・・・という前置きから、今日の本題。
実は、この山本印店さんでハンコを作ったということを日記に載せておいたところ、
今年の1月15日にマキノ出版さんからメールが届きました。

現在、山本印店の山本桃仙氏の単行本(エッセイ)を制作中なのですが、その中で実際に桃仙ハンコを作られた方々の体験談を紹介したいと考えております。
つきましては、丸山様のご体験を当書籍の中でご紹介させていただけないでしょうか。


もちろん僕はお役に立つならOKですよとお答えしたところ、1月17日に取材という段取りに。
(ちょうど木更津へ行くので、新宿で取材を受けることに)

体験といっても、今までの経緯を伝えたりといった感じでした。

正直に言えば、僕自身「ハンコを持つから運が良くなる」とは思っていません。
それよりも「ハンコを持つことが、自分の意識がかわるきっかけになって、それで自然と
良い縁が生まれる」と思っています。

なので、ハンコを作ったから良くなったという文意にはしたくないと伝えました。
後日、校閲もしました。

今日、メール便で本が届き、早速拝読し始めています。

ご興味がありましたら、どうぞ。
山本印店物語。_a0078900_1030199.jpg

不思議なハンコ屋 山本印店物語(リンク先はアマゾンです)
by givegive_web | 2008-05-16 00:03 | 日常つれづれ。